私たちはリチウム電池の全ライフサイクルにおける安全な取り扱い、保管、輸送方法について、効率的かつ持続可能なソリューションを提供いたします。
では、それはどういう意味でしょうか?
火を燃え上がらせたり維持したりするには、「燃料」「酸素」「熱」の要素が必要です。
リチウムイオン電池には「燃料」と「酸素」の両方が含まれていることが、リチウムイオン電池を起因とする火災を消火することが非常に困難となっている理由です。
熱暴走はリチウムイオン電池に関連する主要な問題の一つです。これはリチウムイオン電池セルが制御不能な自己発熱状態に陥り、最終的に発火に至る現象を指します。
熱暴走の最も一般的な原因は、過充電・過放電、高放電・高速充電、短絡、外部加熱およびセル損傷を引き起こす可能性のある誤操作。これらが含まれます。
LiProPacの特徴
LiProPacは強力な「封じ込め性能」設計と、冷却特性・消火効果・運用性を高次元で両立。
単なる消火ではなく、「被害を広げない」ための対策を提供します
再利用可能
冷却特性
熱暴走封じ込め効果
消火効果
クリーンな取り扱い
簡単な取り扱い
バッテリー容量(Wh)およびSOC(State of charge)(充電状態)に対応
試験/検証
以下の各機関にて、実証試験・検証が行われました。


フィールドテスト機能
消防エンジニア会社(X Fire AB)
可燃性材料の試験
ルンド大学1)
熱暴走シミュレーション
チャルマース工科大学2)
実物大熱暴走試験
消防エンジニア会社(X Fire AB)
排出研究
ルンド大学1)
高周波試験
Alnab/Gasmet
フルパッケージ試験
認証機関(NET Emballasje- og produkttesting AS)
1)ルンド大学
スウェーデン国内でもトップクラスの歴史ある大学。ノーベル賞受賞者も多く輩出
2)チャルマース工科大学
ヨーロッパ指折りのエリート名門工科大学の1つとされ、スウェーデンに於ける大学ランキングではほぼ1位を独占し続けている
リチウムイオン電池について
リチウムイオン電池は1990年代初頭にソニーグループが世界で初めて商用化し、「正極材」「負極材」「セパレーター」「電解液」の4つの部材から構成され、小型・軽量で高電圧を得られる特長から家電やPC、スマートフォンなどのデジタルデバイス、電動自転車、EV、定置用蓄電池など使用用途は多岐にわたり、脱炭素社会を支える重要な電池です。
モバイルバッテリーや家電で日々使用されているリチウムイオン電池では、利便性の反面、「熱暴走」による爆発、それを起因とする火災などの事故が発生し、無視できないリスクとなっています。
ちょっとした衝撃や「ついうっかり」の過充電が、どのような連鎖反応を起こして爆発や火災につながるのか。安全に使い続けるために、電池が「限界」を迎えるまでのプロセスを把握しておくことが必要です。
異常検知からガス発生・延焼に至るタイムラインと事象の進展
温度上昇を抑制し、ガスの発生を抑える【PCM ClimSel】
耐火鋼体で延焼を防止【鋼体BOX】
有毒なフッ化水素(HF)ガスを吸着する【CamPure 15フィルター】
不燃性液体になって消化【PCM Climsel】
LiProPacソリューション
ClimSel™ C48-Xは塩水和物を基材とする相変化材料(PCM)であり、異なる温度でエネルギーを蓄熱または放熱することで機能します。
PCMシールドは不燃性材料であり、セルまたは電池からの発熱を吸収することで熱暴走を遅延させます。また、パッケージ内の発熱を抑制し、火災発生時には一定の消火効果を発揮します。
電池火災が発生した場合、FireProの有効成分であるカリウム塩(K2CO3)が、フッ化水素(HF)などの電解液分解生成物を中和します。これにより、水素(H)などの可燃性ガスの発生を防止します。
この中和作用により火災は最終的に鎮火し、筐体内の温度が熱暴走が持続するために必要な閾値以下に低下します。
活性アルミナと活性炭粉末を独自の含浸システムで配合した高品質の化学吸着剤。重工業における電子制御機器の腐食の原因となる様々な酸性ガスの除去を行います。